ドローンは自動操縦機能があり、手軽に飛ばすことができます。小型のドローンは手頃な価格で手に入り、大型の電器屋でも販売されててきました。しかし、ドローンは航空機として扱われるため、航空法に基づいて適切な飛行が求められます。
多くの人が気軽にドローンを飛ばせると思っている一方で、ドローンの飛行に関わる罰則や懲戒処分について知らない人も多いです。「知らなかった」では済まされません。罰則については、国土交通省の無人航空機の飛行の安全に関する教則(第3版)に下記のように記載されています。
初心者が意外と見落としな点は、ドローンの総重量が100g以上になると航空法の規制の対象となり、ドローンの機体本体を国土交通省へ登録が必要になることです。登録せずに、飛行させると、1年以下の懲役、または、50万円以下の罰金になります。
また、登録した機体には、リモートIDが付与されるので、そのリモートIDをドローンの機体本体に登録する必要もあるのです。
では、100g以下のドローンだったら、大丈夫かと思われがちですが、100g以下のドローンは航空法の対象にはなりませんが、小型無人機等飛行禁止法の対象になります。
つまり、ドローンを飛行させる上では、直接の法律である航空法以外にも、いろんな法律が関与してきますから、飛行前には必ず関連する法律の確認が必要になってくるということですね。
何度も言いますが、「知らなかった」では済まされないのです。気を付けてください。